国の借金て何?
 
「国の借金800兆円 国民一人当たり800万円の借金」

よくニュースステーションやワイドショーなんかで報道されていますよね。

私は、このスローガンのせいで日本の経済が20年以上停滞しているのも過言ではないと考えています。(頭おかしいのか? と言われそうですが・・・笑)
というのも、ここ20年の世論というか、空気は次のような流れではなかってしょうか?

@国の借金が膨らんでいて、国民一人当たりの負担も膨らんでいる!家計に例えると毎年収入より支出が多いのでいつ破産してもおかしくないぞ!
    ↓
A日本の財政状態がこれ以上悪化(借金が増えること)すると、国債の金利が跳ね上がって、ハイパーインフレになるゾー! 
    ↓
Bだから公共工事はダメだ! 緊縮財政だ! 極めつけは「消費税増税」しないと破綻するゾー!
    ↓
  その結果
民主党政権で、事業仕分け等で公共投資が削られ、消費増税で、デフレスパイラル真っ只中へ・・・

この流れを見て、どこかおかしいと思われましたか?それとも何も疑問を持たれませんでしたか?
テレビや新聞だけを見ていると、何も疑問を持たないと思います。(私もそうだつた)

しかし、間違っているのです! 
根本的に、国家(政府)と国民(人)を同一レベルで論じようとするから錯覚に陥ってしまうのです。

順番に見ていきましょう。
@については、「国の借金」の部分は、国債(借用証のようなもの)を発行して金を借りているので間違いではありませんが、後段の「国民一人当たり」の部分が間違いなのです。

いつ我々国民は、誰かから800万円も借りたのでしょうか?借りてません。借りたのは国(政府)です。むしろ国債を購入している国民について言えば、その人は債権者(国に金を貸している人)なのです。万一、国が借金を返せなくなったとしても、国債の保有者は、一国民に対して「800万円返せ〜」なんて絶対に言えません。
よって、国債発行残高を国民一人当たりで計算する必要性は全くないのです。

今日はここまでにして、A以降は次回書かせていただきます。

  2015/11/06