東住吉共同司法書士事務所

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またでた「国の借金」・・・・
またでた「国の借金」・・・・
司法書士の下室です。

国の借金、過去最高の1066兆円 16年末

またでましたね。
国の借金と国民一人当たり・・・

いつもでこんなデマを流し続けるんでしょうか?
これを見た多くの国民は「日本は借金だれけの国だ」「公共投資なんか絶対ダメだ」「孫の代までに借金をなんとかしないと」と感じてしまいます。
そして、「だから消費税を増税しないといけなんだ!」となるわけです。笑

実は私自身も少し勉強するまではそう思っていました。

しかし、これは間違いです。

まず国の借金という表現が変です。正しくは「日本政府」の負債です。では、誰が債権者(金を貸している人)なんでしょうか?
政府が金を借りるということは「国債」を発行するということです。すなわち国債を保有している人が債権者なのです。具体的には、銀行等の金融機関や投資家、そして最近では日銀が市場からこの国債を買いまくっているのです。

ということは??

皆さんは、銀行に預金してますよね?その預金を使って銀行は国債を買っているのです。また、国債を持っている方もいますよね?
つまり、国民が間接的もしくは直接的に債権者なんです。

さらに、日銀が保有している国債については、実質的には償還(金を返す必要がない)もありません。

したがって、「国民一人当たり・・・」に言い換える必要性もなければ、これ自体が間違いなのです。

何があっても私たちや子供達が国債を償還する義務など生じることはありません。

国債発行残高が増加すること、すなわち政府の負債が増えることで注意しなければならないので、ハイパーインフレや国債の利払いの増加(金利上昇)です。しかしどうでしょうか?我が国の国債金利は世界一低く、未だにデフレが継続しているのです。

この状態で国債発行残高など気にしてる場合にではありません。もっと国債を発行して、政局的な財政政策に舵を切るべきと思います。
  2017/02/11
 

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